「やりたい事」に正解はない
よく「〇〇がしたい」という人に対して、あれやこれやと批判したり、後ろ向きな事を言ったりする人がいます。
「転職がしたい」-「今の会社の待遇が良いんだからやめときな」
「海外で生活したい」-「日本が一番暮らしやすいんだからやめときな」
「芸人になりたい」-「そんな不安定な職業やめときな」
ただ私が思うに、「〇〇がしたい」「〇〇になりたい」というのは、もはやロジックの問題ではなく、その人がどう考え・どう思うかという問題です。
そしてそれはもはやその人の自由です。
他の人からサポートを受けたり、他の人に迷惑をかけたりしない限り、他の人がどうのこうの言う筋合いはありません。
「〇〇がしたい、以上」なのです。
「〇〇をしたい」と考えに至ったのには、自分からは見えないだけ、その人なりに考えた事、感じた事があったのでしょう。
本人がそう考えるのであれば、そこに理由なんて要らないのです。
その代わりに、その選択の結果は全て自己責任。
少なくともその覚悟は必要です。
ですが、そこに対してとやかく言う資格も必要もない以上、どうせならその決断を前向きに応援した方が建設的だと思います。
その人はあなたの意見が聞きたい訳ではなく、自分の決断を後押ししてほしいだけかもしれません。
そうやってただ後押して勇気を与えるだけでも、気持ちよく挑戦する事ができます。
仮に思い通りの結果にならなくても、それもまた良い経験になるでしょう。
それも含めて、うまく行っても行かなくても、全てその人が責任を負うのです。
そして人は、他人の事をとやかく言うのではなく、もっと自分がしたい事・やりたい事に集中し、エネルギーを注ぐべきだと思います。
自分のやりたい事に挑戦しながら、他の人のやりたい事に対しても応援できる。
そんな人がどんどん増えると良いな、と思います。